次期のJDKからJavaアプレットからJavaアプレットが非推奨となり将来的にはJavaアプレットは廃止となる見込み。名ばかりのJavaの代名詞であった Write once, run anywhere がブラウザ上から消えていきく。OCXも廃止の方向で取り敢えず二重に目出度い。良かった。
Javaのブラウザプラグインがついに廃止へ、「Javaアプレット」の“終活”は? (TechTarget Japan)
もう20年以上も前の当時、(Sun社内ではドロドロとした駆け引きがあったようですが)日の出の勢いで登場したJavaに、縁もゆかりもない地味なLiveScriptをJavaScriptと名付け直したのが嘘のような両者の状況。
実は、上記のドロドロした話を紹介しようとしたのだけれども、キム・ポーレーゼやマリンバ社に関する書籍が無い!amazonなんて無いノストラダムスの信者が世紀末はどうなるのか?なんて考えてた頃の話の記憶なんで裏がとれない。マリンバ社は商業的には大失敗だったんだけど、Javaを亡き者として葬り去ろうとしたSun社と社内エンジニアの駆け引きと行動はとても興味深く、物語として面白いので誰か書き残しておいておくとよいのだけれども。ググった結果、書きのページを発見!参考にリンクを張っておく。
因みにマリンバ社というのはcasternetというJavaを具体的に使ったpush技術で、当時CEOとなったキム・ポーレーゼが楽器のマリンバを習っていたことから社名として名付けた。
Write once, run anywhere という夢のような実装は現在では「プログラム毎に必要な実行環境を起動すればよくね?」というコンテナ技術へと向かっている。ブラウザ上で実行するよりも、ブラウザはその名の通り表示に徹しても、まぁ10年くらいは、いいかなと思ったニュースだった。