スマホに使われているバッテリーはLi-ion(リチウムイオン)バッテリーという充電池が使われています。Priusに使われているバッテリーもLi-ionバッテリーです。このLi-ionバッテリーは充電回数が増えてくると充電容量が減少するという特性を持っています。これを避ける手段は今のところありません。古いLi-ionバッテリーの充電容量を復活させる方法はバッテリー交換しか方法がないのです。
しかもLi-ionバッテリーは充放電回数が多くなるとLi-ionバッテリーは膨張してきます。スマホの中でLi-ionバッテリーが大きく膨れたらどうなるでしょうか?そう、スマホの液晶パネルが上に引き上げられて脇に隙間があいてきますね。こうなると充電容量が足りないとか言っている場合ではなく危険です。
iPhoneがこのような危険な状態になった時には買い換えしかないのでしょうか?実はAppleには修理プログラムがあるのです。そうApple Careとは別で補償対象外の古いiPhoneでも対象になります。但し、製造終了から5年以上経過したビンテージ製品は対象外です。
さて運良くビンテージ製品にもオブソリート製品にも入っていなかったiPhoneをお使いで、バッテリーが最近弱っているかも?と思い当たるのであれば是非ともiPhoneの両サイドを確認してみて下さい。左側のボリューム付近と右側のSIMトレイ付近です。そこに隙間があるようならば新品交換の可能性があります。
iPhoneの修理は画面の損傷とバッテリーと電源の問題、その他の問題の3つに修理内容がわかれています。画面の損傷は概ね3万円以上ですが、バッテリーの交換が必要だと判断されるとApple Care保証対象中は無料、保証対象外では一律8800円(税別)で交換できます。
しかし、バッテリー交換だけでは修理不能なバッテリーの劣化による本体の損傷がある場合には新品のiPhoneに交換対応となる場合があります。そう!その一つのケースが上記のバッテリーの劣化による本体の膨らみなのです。
この場合には、バッテリーと電源の問題が原因と判断されて8800円(税別)で本体交換となります。この判断はAppleが行います。
ただあくまでも交換ですので新しい機種になるわけではありません。同じ機種に交換されます。私のiPhoneはAppleストアで購入したものだったので交換は簡単で所要時間は30分程で済みましたが、キャリアで購入されたiPhoneはキャリア保証の有無や何らかの確認作業があるかも知れません。iPhoneも長く使っていると多少のキズや気が付かない不具合もあるでしょう。性能が上がる訳ではありませんがまっさらな新しい相棒は嬉しいものです。
修理、交換はその場で行われ、SIMの入れ替え確認以外の作業は全く無しで真っ新のiPhoneが手渡されますので、必ずiTunesによる事前のバックアップを取ってから出掛けて下さい。中身を元に戻せなくなります。